東日本大震災からの復興に向けた現在の野田村
2011年 06月 20日
実は、震災後の野田村の様子が気になっておりましたが、現状を見に行けていなかったので自分の目で見て
野田村の現状を伝えたいと思っていたのです。
セーリングのライブが開催された広場は、野田村役場前でしたが、役場には頑張ろう野田の横断幕が掲げられていました。
今でこそ綺麗に片付いていますが、大震災当初は役場前も流されて来た瓦礫に埋もれていたそうです。
(先日ネットでその様子を捉えた写真を見掛けたのですが、探せません(-_-;)見付け次第リンク張りたいと思います)
久慈方面から野田村を目指して国道45号線を走って来ると、道路右側に忽然と違和感のある瓦礫の山が見えてきます。
ここから車で数分走ると、景色は一転して惨状と変わります。
この瓦礫を見た瞬間から非現実な世界へ引きずり込まれて行きました!
野田村の名勝十府ヶ浦海岸も大打撃を受けました。
ここは、食堂とお土産物屋さんが建っていた気がするのですが、今は何も残っていません。
見えるのは、瓦礫とその奥に広がる津波の被災地です。
同じ場所から振り返って見た状況です。
この場所は、海面から十数メートルの高さにありますが、この場所も一気に津波にのまれた様で、先日のニュース記事によると、
海岸を駆け上った津波の高さは40mに達していた可能性があるそうです!
という事は、この4倍の高さまで到達したんですね!!!
この場所で、37名の方が亡くなり、全壊家屋が300棟以上、半壊家屋が150棟以上という被害が有りました。
心からお悔やみ申し上げます。
正面左側の白い大きな建物の前でセーリングのライブが開催された場所です。
あの辺りで明暗が分かれたみたいです。。。
仮設住宅が並ぶ野田中学校のグランドにい案内して頂きましたが、この環境で二年過ごすって結構大変ではないかと思います。
復興にに向けての動きは始まったばかりです!
この状況を見て、改めて自分に何が出来るか考えてみました。。。
そこで、野田村役場の隣にある、野田村災害ボランティアセンターの方にお話しを伺いました。
現在は・ガレキの撤去・土のう袋回収・物資の仕分け・写真整理が主な仕事になっているそうです。
やはり、平日のボランティアさんが不足しているとの事です。
ボランティアの申し込み・相談は、
野田村災害ボランティアセンター(野田村役場隣のプレハブ1階)に
直接おいでいただくか、
電話(080-5949-8093)までご連絡ください。
野田村社会福祉協議会/野田村災害ボランティアセンター http://blog.canpan.info/nodashakyo-vc/