第36回 南郷区郷土芸能発表会
2009年 02月 02日
南郷区には、多くの伝統ある郷土芸能があるんですね。
そして、その伝統ある郷土芸能を若い世代がしっかり受け継いでいる事に感心しました。
今日はその中から、八戸えんぶりにも参加する荒谷えんぶり組を紹介します。
えんぶりには、動作がゆっくりで優雅な舞のながえんぶりと、勇壮活発な舞のどうさいえんぶりの2種類有り、荒谷えんぶりはどうさいえんぶりです。
(えんぶりに詳しくないので、違っていたら訂正しますのでお知らせ下さい)
最初は、三人の太夫による初手摺りです。(えんぶりは舞う事を摺ると言います)
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ここからは、祝福芸になります。
最初は、おめでたい松の舞です。
お囃子に合わせて舞う所作は、手先足先まで気を配っていて素晴らしかったです。
左手に打出の小槌、右手に扇を持ち交互にふりながら舞う大黒舞です。
何と、太夫以外の舞手は全員小学生だそうです。
皆さん素晴らしい舞を披露していました。
そして、えんこえんこ(松坂踊り)
歌とお囃子に合わせて舞いますが、この歌詞の内容は大人の恋愛の内容だそうです。
その内容が分かる様な年齢になったら更に素晴らしくなるでしょうと解説の方が話してました。
今でも素晴らしい舞だと私は思いました。
えんぶりは、その年の豊作を祈願するための舞です。
その舞は、稲作の一連の動作である、種まきや田植えなどの動作を表現したものです。
先ず、苗とりの舞です。
苗をとって束ねて田圃に投げ入れる、巧く表現されていて感心しました。
苗とりが済むと、太夫による田植えが始まります。
どうさいえんぶり本来の勇壮さがこちらまで伝わってきます。
続いては苗代返しですが、この摺りは今で言うアンコール用の演目だったそうです。
今でも出来るえんぶり組はかなり少ないそうです。
田圃の一部だった苗床を耕して田植えまでする一連の動作です。
釣竿を持ったえびすが、鯛を釣る恵比寿舞。
仕草が面白く笑わせてくれる私も好きな舞です。
最後は、摺り収めです。
稲刈りが終わりクラに俵を積む場面を表しているそうです。
荒谷えんぶり組の皆さん、素晴らしいえんぶりを拝見させて頂きありがとうございました。
とてもお詳しく説明されていますので参考になりました。^^
今年は名川(剣吉の駅の近く)にも、八戸にも行く予定がありません。
週2回横町えんぶり組みの代表親方さんとお会いしますが、
前日の夜長者山新羅神社へ是非に!と言われていますがなかなかそこまでは・・・^^;
一度はとは思っていますけど難しいですね。(笑)
行けたんですね(*^^*)
良いなぁ。
去年は、茅葺き屋根の古民家でかがり火の中館えんぶり見たのですが、
今年もあるのかしら。
と、大黒舞か恵比寿舞踊るおじいちゃまいらっしゃらなかったかしら。
一昨年、かがり火えんぶりでより多くの方を惹き付けてたのですが
去年は舞えないと聞いてたけど。。
南部町のえんぶりへの弾みになったでしょうか(*^^*)
なんか最近 ようやく (年くってから)(笑)えんぶりの良さわかるようになりました!
それまでは、なんだかよくわからんが、沿道でおどってんな~くらいだったのですが汗
ぜひとも 末代まで絶やさずに残しておきたい文化財ですよね!
写真すばらしいです。
なかなかまじかでじっくり衣装や表情みられないので。
勉強しながら記事書きました(笑)
私も前日の夜の長者山にかなり興味ありますが、次の日仕事なのでたぶん無理だと思います。
何時か機会が有りましたら是非御出でになって下さい。
お待ちしております。
コメントありがとうございます。
最初の方は間に合わなかったのが残念でした。
南郷地区の伝統芸能の多さに驚きながら見て来ました。
とてもいい時間が過ごせました。
今年は、島守でのかがり火えんぶりが行なわれるか不明ですが、
検索しても出て来ませんし無いかもしれませんね。
たぶん、あのお爺さんだと思うのですが、今年は唄を担当してました。
この流れで、南部地方えんぶりも行きますよ。
ただ土曜日は八甲田に地吹雪トレッキングの写真も撮りに行くので、えんぶりは朝と夕方見る予定です。
コメントありがとうございます。
えんぶりは、800年続く伝統芸能なんです。
その伝統を現代に伝えてくれた方々の舞踊は素晴らしかったです。
しっかりと後世に残して欲しいですね。
コメントありがとうございます。
私も、写真撮るようになってそのよさが分かってきました(笑)
伝統芸能を受け継ぐ事はとても大変だと思います。
しかし、後世にしっかりと残してもらいたいですね。
こういう写真撮っている時はかなり入り込んでます(笑)
私が出来る事は、こうして写真で紹介して多くの方に見て頂き知って頂けたらと思い写真撮ってます。
コメントありがとうございます。