八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館 合掌土偶と特別展
2011年 11月 03日
専用の部屋に、合掌土偶のみ展示するというVIP待遇です。
合掌土偶は、平成元年7月、八戸市風張1遺跡から長芋作付けによる緊急発掘調査で出土したものです。
平成9年3月30日、八戸市風張1遺跡から出土した縄文時代後期後半の遺物666点が、縄文時代晩期の是川遺跡に代表される亀ヶ岡文化の形成を考えるうえで、極めて貴重な学術資料として、国の重要文化財に指定されました。(是川縄文館HPより引用)
そして、平成21年7月10日、重要文化財のうち「合掌土偶」1点が、国宝に指定されました。
風張1遺跡からは約70点の土偶が出土していますが、完全な形をしているものはこの土偶だけです。座った状態で両腕を膝の上に置き、正面で手を合わせ、指を組んだポーズを取っていることから合掌土偶と称されています。
また、両腿の付け根及び膝と腕が割れていて、割れた部分をアスファルトを使って修復し、長く大事に使用していたものと考えられます。土偶の顔面・体の一部などに赤色顔料が認められ、使用された当時は全体が赤く塗られていたと思われます。(是川縄文館HPより引用)
是川縄文館では現在、開館記念特別展として、東日本各地の縄文の至宝を一同に集めた「縄文至宝展」が11月13日まで開催されています。
こちらは、十日町市博物館所蔵の国宝火焔土器です。
もちろん本物です!これが、4500年前に造られたんですね!
まさに芸術作品ですね!
他にも神像筒型土器などの重要文化財を始め124点が展示されています。
このような素晴らしい埋蔵品を一度に見る事の出来る機会は滅多にに無いと思います。
開館記念特別展「縄文至宝展」
期間: 2011年10月15日(土)~11月13日(日)
北海道・東北・関東・中部など東日本各地の縄文時代を代表する貴重な遺物が、一堂に会します。
縄文文化が生み出した造形美を、ぜひご覧ください。
是川縄文館ホームページhttp://www.korekawa-jomon.jp/
私も8月に実家に帰った時に行って来ましたよ〜
合掌土偶、秋田ではニュースでも見た事なかったので
意外に小さくてビックリでした(笑)
でも、さすが国宝〜存在感はありますね☆
地元に居ながら、今頃行ってきました(^_^;)
合掌f土偶」って、実は小さいんですよね!
私も最初見た時は、「うゎ~小さい!」って言っちゃいましたよ^^
でも、存在感は抜群に有りますよね!!
気軽に本物の国宝が見れるのは素晴らしいと思います。
コメントありがとうございま~す