八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館
2011年 11月 01日
北海道・北東北の縄文遺跡群が2009年に世界遺産暫定リストに登録されるなど今縄文文化が注目されています。
八戸市を流れる馬淵川と新井田川沿いには多くの遺跡が分布しており発掘調査によってたくさんの貴重な出土品やデータが得られました。
是川縄文館は、主に是川遺跡や風張遺跡から発掘された埋蔵文化財を広く一般に公開し、多くの人に優れた東北の縄文文化を発信する為と、埋蔵文化財を保存管理する施設です。
一階フロアに入ると吹き抜けの空間が広がり、コンクリート打ちっ放しの壁がいい雰囲気を出してます。
大正9年に是川中居遺跡を発掘した泉山岩次郎、斐次郎両氏の胸像が出迎えてくれます。
その後昭和36年に両氏から出土品約5,000点が八戸市に寄贈されたそうです。
そこから奥に進むと、右側に一般収蔵庫を見る事が出来ます。
こんな風に保管されている状態を見る事が出来るのもいいですね!
更に奥に進むと、タッチパネルで八戸にある遺跡の事を調べる事が出来たりします。
こちらは、東日本にある遺跡の事を教えてくれる画面です。
こんなにたくさん遺跡が有る事にまずビックリでした!
二階の常設展は有料ゾーンになります。
こんなきらきらな所を通って入って行くので、いきなりテンション上がりました(笑)
更に進むと椅子とスクリーンが有りました。
団体さんとかが来た時に活用するんでしょうね^^
そして常設展示スペースに進むと、以外にも照明を落とした落ち着いた空間が広がってました!
これは素敵な展示方法ですね!私はとっても気に入りました!!
縄文時代の出土品は、まさしく縄文人が作った芸術作品ですね!
このスペースは、時々行ってゆっくり見たいって思わせる素敵な空間です^^
そして隣の部屋は、発掘に使う道具が展示してあったり、どのようにして発掘されたかとか、どんな物が発掘されたか等、学習できるスペースです。
疑似体験も出来て中々楽しいスペースです。
次回は、国宝の合唱土偶と特別展を紹介します。
詳しい利用案内はこちらですhttp://www.korekawa-jomon.jp/jomon/index.html