帆風美術館 美術歳時記-夏
2011年 06月 15日
開館三周年記念展 美術歳時記 夏はきぬ。が始まりました。
11日(土)と12日(日)にはオープン記念行事が開催されるとの事でしたので11日に行ってきました。
帆風美術館に展示されているデジタル光筆複製画については、三月に書いたブログを見て下さいませ。
今回の夏編では、俳画は夏の季語を表現した作品から、芭蕉を始め、去来、蕪村等の俳諧を代表する俳人たちの俳画を集めめて展示されてあります。
そして、右側には、玉室宗珀の墨蹟夏図柄の着物も展示されています。(パンフレット参照)
「これが印刷か!」と驚くほどのクオリティーの高さです!
こちらには、室町期の雪舟、桃山期の狩野永徳、そして江戸期の池大雅や柴田是真まで、滝の名品十三点を集め、他に久隅守景の国宝「夕涼図屏風」、与謝蕪村の国宝「十宣図」、重文「四季山水図」が展示されています。(パンフレット参照)
前回お邪魔した時も、野の花の生け花が素敵だなと思って撮っていたのですが、何とこの花を生けたのは、
あの「えんぶり和紙人形作家」の高橋寛子さんだったんです!
ご本人がいらっしゃいまして、はっちのオーブンの時にお会いしてえんぶり和紙人形の写真を撮らせていただいた事等を少しお話しさせていただき、何と名刺まで下さいました^^
高橋さんは、帆風美術館の評議員をなさっておられるそうです。
こちらにも、北日本大震災の募金箱がちゃんと置いてありました!
この素晴らしい焼き物や花器は、全て帆風美術館館長の小原氏の作品だそうです。
やはり、和室に掛け軸は合いますね!
手前右の二作品を比べてみると分かると思いますが、明らかに色合いが違いますよね。
右側は現在の状態で、左側は描かれた当時に近い状態で復元されたものです。
和室の外には枯山水風のお庭もあります。
畳に座ってゆっくりと作品を鑑賞したり庭を眺めたりの贅沢な時間を過ごす事が出来る素敵な空間です。
11時からは、研究員による作品解説が有り、どのような時代背景の中で作品が描かれたかとか、作者の人柄や人間関係まで詳しく説明して下さいましたが、今は記憶にありません(汗)
時間と共に、来場者が増えてきました。
みなさんじっくりと鑑賞されています。
この日は、無料でお茶も振舞われていました。
残念ながら、この日は時間が無かったので頂く事が出来ませんでした。
今回の展示は、9月4日までですので、是非素晴らしい日本の美を味わってみて下さいませ。
帆風美術館
八戸市北インター工業団地1-5-2(八戸グリーンハイテクランド内) 地図
TEL:0178-20-1335
入場料: 無料
開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月・火・土(祝日の場合は開館)
※祝日開館した場合は、水曜休館。ほか展示替え期間・年末年始
ぜひお気軽にお越しください。
大盛況だったようで、おめでとうございます。
午後からも予定が有ったのでゆっくり出来なかったのでまた今度、
ゆっくりお邪魔したいと思います!
コメントありがとうございま~す